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智慧の光を求めて、あるがままの心へ。
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【読み方】
しずいねん

【意味】
 死についての気付きの観想法。

【清浄道論より一部抜粋】
その死についての気づきを修めることを欲する者によって、すなわち静所に赴き坐禅する心の制止者によって、あるいは、「死が、有るであろう」「生命の機能が、断ち切られるであろう」と、あるいは、「死である」「死である」と、根源“あり”のままに意“おもい”を為すこと(如理作意)が転起させられるべきである。

【観想法】
  1. 生まれた者には必ず死が訪れる、生まれた瞬間から老死がともない、生きることは瞬間瞬間に老い死に向かいつつある現実により自分の死を観想する。
  2.  権勢を誇る人も、健康な人も、病気になり老衰し死にいたる。どんなに盛んなるものもいずれ死の凋落にいたることから自分の死を観想する。
  3.  富める人も、名声ある人も、たとえ智慧あり悟った人であったとしてもついには病気になり死ぬように自分にも死が訪れると自分の死を観想する。
  4.  多くの病気を起こしたり、外部からの危害を受けて、死にいたる身体は、多くの人と共通することから自分の死を観想する。
  5.  命あるものは、呼吸、睡眠、気温、環境、食事などが適度になされなければ忽ち死にいたる。このように命とはもろいものであると知ることから自分の死を観想する。
  6. いつまで生きられるか、どんな病気になるか、どこで死ぬか、死して六道のどこへ転生するかもわからない不確定なることから自分の死を観想する。
  7. 長命であったとしても百歳内外にすぎない、寿命は誠に短いものであり、人の命に限りあることから自分の死を観想する。
  8. 一切の生けるものの命は、心が刹那刹那に変化するがごとく、連続して無数の生死を繰り返している、その刹那の短いことから自分の死を観想する。
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