忍者ブログ
智慧の光を求めて、あるがままの心へ。
[7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【読み方】
むじょうかん

【意味】
この現象世界のすべてのものは生滅して、とどまることなく常に変移しているさまを観想する。
釈迦は、無常の理由を「現象しているもの(諸行)は、縁起によって現象したりしなかったりしているから」と説明している。

【解説】
無常というのはどういうことかというと、心の中にいろんな事象がおこり、また消え去っていく、ということ。心の動きというのは瞬間的におこって、また瞬間的に消え去っていくものです。だから無常といいます。肉体的な感覚というものもおこってはすぐに消えていくものですから、これも無常です。 わたしたちはふだんは無常というものを実感することはありません。この肉体的精神的な無常は考えたり哲学的に理論づけようとしてもできません。実践が必要なのです。そのためには実際にわたしたちの心や身体になにが起こるかということをしっかり把握し意識することから始まります。心や身体に起こる現象は、それが起こった瞬間に、全力を傾倒して認識することが大切です。 心の状態はパーリ語でナーマnamaと言われます。肉体的なプロセスはルーパrupaと呼ばれます。ですからこの法話においてナーマおよびルーパという言葉が出てきましたら、精神的な状態、肉体的なプロセスを意味すると理解していただきたいと思います。 
心の状態は永遠なものではありません。それは起こると同時に消え去っていきます。肉体的なプロセスも永遠ではありません。それも起こると同時に消え去っていきます。それゆえに無常ということは、心と身体の三つのプロセスのひとつであると言うことができます。 

【経典等】

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
この記事のURL:
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新記事
(02/16)
(08/18)
(08/18)
(08/18)
(08/17)
最新TB
プロフィール
HN:
我無(ガム)
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(08/08)
(08/08)
(08/08)
(08/09)
(08/09)
P R
忍者ブログ * [PR]